一枚板のテーブル

奥の事務所の整理がてら、山積みにしていた書類や小物をどかしてみると、その下からきれいな杢の栃のテーブルが出てきました。
そういえばそうでした。10年くらい前に杢の栃の板を削って磨いてみたら素晴らしい杢が現れたため、テーブルに加工したのですが、奥の事務所に置いていたら、そのうちに物置台になって隠れてしまっていました。
これからは、パソコン机にして杢目を楽しみながら仕事しま~す。

このキラキラ波打つような杢目は「漣杢(縮れ杢);ちぢれもく」と呼ばれています。文字通り、漣(さざなみ)のような杢目ですね。
漣杢は栃の板によく出ます。栃は大木が多いので、床の間の地板に使われることが多い材です。漣杢は他には、カエデ、ホオ、シナ、ケヤキの根張り部分にも出ますが、広い面に現れるのは栃だけと言われています。

弊社のショウルームや倉庫には、出番を待つ一枚板がズラリ。

これまでもたくさんのお客様に一枚板のテーブルをお届けしました。
お住まいを新築されたり、リフォームされたお客さま。
お子さまが小学校に入学されるので、学習机をお求めになられたお客さま。
ダイニングテーブルや書斎机を新調されたいお客さま。
中には、他社でお住まいを建てられたお客さまが、どうしても一枚板のテーブルがほしいと、訪ねてくださるお客さまもいらしゃいました。

テーブルは大工が製作いたしますので、家具職人が作ったものほど繊細ではありませんが、力強い感じに仕上がります。価格もびっくりするほどお値打ちです。
板面を荏油や椿油などを薄く拭き込みますと、さらに落ち着いた雰囲気になります。
どうぞ、弊社のショウルームまで足を運んでいただき、お気に入りの一枚板をお選びください。


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