仮組み

古民家移築・新築の仮組みの様子です。

新潟の江戸時代末期に建てられた古民家で、およそ150年の間、2~3mの積雪の繰り返しに耐え、よほど歪が蓄積されていたようです。
解体後に一気に力が解放され、反り・捻りが四方八方三次元的に出て、何を基準にして良いのやら。。。
江戸時代の芯墨も1寸~1寸5分反っているものもあり、墨付け・刻み・仮組み確認の繰り返しです。豪雪に耐えるべく、部材一つ一つが大きく、仮組みもかなりの労力が必要です。昔は機械もなく、よくぞ建てたものだといつも感じます。

古材の加工に目途がつき、残るは古材が使えずに新材に入れ替える部分の加工です。いよいよ来月には建て方が始まります。

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