古民家移築のはじまり

こちらは新潟県上越市の江戸時代末期に建てられた築150年の古民家です。
この度、愛知県のお客様が気に入られ、江南市に移築(新築)することになりました。

従前の姿はこちらです。
欅の差し鴨居は尺六寸(485mm)、圧巻です。

先月、解体・構造材取外しが進められ、状況を確認して参りました。
移築後もほぼ同じ間取りで、構造材も同じ位置に使い、再び組み上げます。
そのため、柱や梁材は番付けされ、慎重に取り外されました。

これからの進め方は、まだまだ検討することが多いのですが、本日、解体された木材たちが工場にやってきました。
まっすぐに素直な柱・梁は1本もなく、昔の大工さんの技能に只々敬服するばかりです。
材料が工場にやってきて、江戸時代の木材たちを見ていると、わくわく気持ちが昂ります。

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